
各地方空港で国際線の誘致が活発に行われている。少しデータが古いが、2023年12月1日時点で、20空港で海外との定期路線が開設されている。そのなかの地方空港の国際定期便は東アジアに限られている。主な行き先はソウル、台北、上海などである。最近では釜山に飛ばしているところもある。その担い手の多くはLCC(格安航空会社)である。
こうしたなか、岡山県は岡山桃太郎空港の機能強化を打ち出して、ベトナムやタイなどに新しい定期便を作りたいとの意向を表明している。近隣の広島空港や高松空港も同様の意向を示している。
それでは、この三空港の乗降客数を見てみよう。2024年度のデータである。岡山桃太郎空港が 24位の1,364,728人(+6%)、16位の広島空港が2,868,909人(+7%)、18位の高松空港が2,135,076人(+16%)である。因みに岡南飛行場は66人である。この乗降客数を国際線に限ると、岡山桃太郎空港が13位の242,377人(+74%)、広島空港が11位の365,009人(+116%)、高松空港が9位の481,966人(+84%)である。この三空港とも定期国際線の伸びが著しい。 注:( )内は前年度比
今後について、どう見るのか?岡山桃太郎空港では2050年度には国際旅客85万人、国内旅客120万人の年間旅客数を見込んでいる。広島空港や高松空港においても同様の想いを持つ。こうしたなか、羽田空港や成田空港ではハブ空港化を強化したいとの想いを持ち、一部の計画が進んでいる。岡山桃太郎空港については、他空港の動向を見ながら、計画の推進が必要と考える。また、岡南空港の乗降客数はとても少ない。こちらのビジョン作りも急務である。岡山県の空の両玄関に関する政策について、これからも県議会でしっかり議論を行っていきます。
太田 正孝
選挙区:岡山市北区・加賀郡

