
過去のブログで自動車産業のことに触れて来たが、製造業の就業者数が気に掛った。そこで総務省統計局の労働力調査を当ってみた。高度経済成長によって1973年に最初のピークを迎える。その数は1443万人に達する。この頃、全就業者数の四人に一人は製造業に従事していた。その後オイルショックで一時的に就業者数の伸びはいったん落ち着くが、バブルがあり1992年に二度目のピークが来る。1569万人となる。しかし、バブル崩壊後は緩やかに減少を続ける。2009年には1100万人を割り込む。現在は就業者数1050万人前後、比率も15〜16%前後となっている。
それでは水島工業地帯はどうなっているのか。岡山県のホームページを調べた。2010年から2020年の推移を見る。水島工業地帯の事業所数(従業員4人以上の事業所)は252事業所が245事業所に減少、水島工業地帯の従業者数は23,818人から25,061人に増加(ただし、1980年には34,952人の従業者がいた)。水島工業地帯の製造品出荷額等は4兆75億84百万円から3兆2104億4百万円に減少。岡山県全体の製造品出荷額等に占める水島工業地帯の割合は52.0%から45.6%に減少。これらの数字を見て、水島工業地帯の生産性が上がっていないように見える。
今後、どのような舵取りが必要なのか。人口減少が続く中で、水島工業地帯の従業者数を上げて行くことは難しく思える。それでは、どうすれば生産性向上を図ることが出来るのか。ここを考えなければならない。従来の生産方式の見直しと自動化やロボットなどオートメーションの実践等をどう図るかである。岡山県の抱える課題は大きい。県議会において大きな課題にしっかり向き合った議論を行っていきます。
太田 正孝
選挙区:岡山市北区・加賀郡

