
国が進めるGX戦略コンビナート再生型の地域選定について。もう既に県として応募していて、有望地域の6つの中には残っている。何としてでも最後まで残らなければとの思いを強く持つ。
現在、水島コンビナートに心配と希望の両方を持つ。地域選定をされれば、心配を吹き飛ばし今後の事業転換が加速すると期待する。
心配というか気に掛っている所は、2030年を目途に水島コンビナートのエチレン生産設備の稼働停止となり、大阪府高石市に集約さることが発表されている話である。中東情勢悪化が起きてから、ナフサ価格の上昇や供給不安がよく報道されているが、エチレンはそのナフサから作られている。そのナフサを手に入れるには作るか輸入するしかない。作っているのは、主に原油精製をする石油会社である。そしてエチレンはプラステックや化学繊維の原料となるもので、ポリ袋、食品包装フィルム、レジ袋、パイプ、発泡スチロール、自動車内装材、家電製品外装、断熱材、ペットボトル(PET)、ポリエステル繊維などに幅広く用いられている。その影響範囲は水島コンビナートの製品製造出荷額(2020年は3兆2,104億円であった)だけに留まらず様々な分野に広がり、私たちの仕事や暮らしにまで影響するのではないかと懸念する。
もう一方の希望とは何か。地元製鉄所で既に決まっている電気炉の導入がやGXに対して打ち出されている様々な事業である。
冒頭に記したことにも重なるが、今の水島コンビナートを元気にするためには、国が進めるGX戦略コンビナート再生型に地域として選定されることが第一歩と考える。選定をされると、規制・制度改革や財政支援等を一体的に講じて行くことが可能になります。そして、国際競争力の高い産業クラスターを形成していくことが出来ます。経済産業省からの最終決定は夏ごろとなされています。お盆も終わり、緊張して発表を待っています。
太田 正孝
選挙区:岡山市北区・加賀郡

