
昨日の岡山×香川つながる食の大博覧会ステージで、井原高校生が学校の探求学習の成果を発表した。百聞は一見に如かずとはこのことである。学習した高校生の発表からこの事業の素晴らしさを感じることが出来た。その発表のあらすじをお伝えする。お菓子作りが大好きな彼女は探求学習でカヌレづくりに挑戦することを決める。カヌレは卵黄やバター、牛乳、砂糖、ラム酒やバニラを主な材料とする焼き菓子。外側に溝のような模様がついている。彼女はまずコンセプトを作りから始める。出来たコンセプトは「この一口で井原市を感じてほしい」というもの。そこからパティシエとともにレシピづくりに。生地には明治ごんぼうを使用。立石園の香り高い抹茶をブレンドした抹茶チョコでコーティング。カヌレのトップには小田川の桜を思わせる絞り出しクッキーを載せることにする。どこにも井原の魅力をぎゅっと詰め込んでいる。彼女は完成した時にうれしかったことを言葉にしていた。そこから、高校生が主体の地域連携企画のイベントで販売しようとの計画が持ち上がる。友達と協力して80個を製造。四時間で売り切りたいと考えていたが、開店前から行列が出来て開店30分で完売。うれしい反面、買えなかった方々に申し訳ないとの気持ちになったとのこと。そういう思いを残していたところ、「井原桜まつり」での販売企画が舞い込んでくる。前回の反省を踏まえて、今度はもっと多く作って多くの人に喜んでもらいたいとの思いから、入念な製造計画を立てる。そうしたなか、多くの賛同者が現れて、材料の提供や製造の協力等を受ける。そしてカヌレ330個を製造。四時間で完売を目指したところ、三時間で完売。この時も目標を想定時間よりも早くに達成。いつも計画以上のことが出来ていて、周りからは順風満帆に見える。しかし、彼女はそうでもなかったと話す。そして、この講演の最後に彼女は、「苦労も多かった。大人との連絡などは大変であった。一人では決して出来ることではないことが出来た」と語った。とても貴重な経験をされたと思う。
岡山県教育委員会の探求学習について深く知る機会になった。こうした事業の充実が図られるように岡山県議会文教委員会においても取り上げていきます。
太田 正孝
選挙区:岡山市北区・加賀郡

