
前号ブログで岡山県の「地域産業クラスター計画(自動車関連分野)」に触れた。この計画の中で、「生産性向上」や「DXや自動化を担う人材の不足」が課題として挙げられていた。
岡山県の自動車産業の中核を担っているのはM自動車である。7月9日にそのM自動車が㈱H社と共同開発した人型ロボットを2027年中に京都のエンジン工場に導入する予定であることを明らかにした。この人型ロボットとは何か。報道によると、人工知能(AI)が自律的にロボットを制御する「フィジカルAI」技術で開発されたものだそうだ。話が横道にそれるが、この「フィジカルAI」とは、この度文部科学省のネクストハイスクール構想で採択された岡山県立高校二校とも取り組もうとしていることである。M自動車も県立高校二校とも「フィジカルAI」を軸にしていくのであれば、岡山県としては産業と教育の橋渡しをして行くべきではないだろうか。筆者はこのことを提案したい。話を戻す。この人型ロボットが行うことは三菱の生産活動を学習し、製造作業に最適化した動作をするものと推察する。京都で量産化に成功すれば、水島にも導入されるのではないかと期待する。そうなれば、岡山県の「地域産業クラスター計画(自動車関連分野)」の課題である生産性向上等に対する有力な解決手段となる。岡山県としても、もっと人型ロボット導入に向けて、人、モノ、カネを投入するべきであると考える。
岡山県議会のなかでもこの議論を深めて行かなければならない。
太田 正孝
☆写真はM自動車のエンジンに使用されている部品ではありません。自動車部品のイメージとして掲載しています。
選挙区:岡山市北区・加賀郡

