岡山県の「地域産業クラスター計画(岡山県自動車関連分野)」の概要が公表されています。 | ニコニコまさたかⅡ 活動ブログ(岡山県議会議員 太田正孝のブログ)
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活動報告 【ニコニコまさたかⅡ】
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岡山県の「地域産業クラスター計画(岡山県自動車関連分野)」の概要が公表されています。

地域産業クラスター(岡山県自動車関連分野)計画 活動報告 ニコニコまさたかⅡ
官民設備等投資額2036年度までに総額255億円

 今年6月中旬、岡山県産業労働部は「地域産業クラスター」の一つが「岡山県自動車関連分野」として、その計画概要が公表されている。以下、主なところを列挙する。

1領域 :自動車部品等を核とする自動車関連産業領域→自動車金型部品、自動車電装部品、自動車ゴム・防振部品、自動車エンジン部品、自動車プラスチック部品、自動車部品、製造装置パワートレイン部品、自動車モーター部品、自動車ボデー部品、自動車駆動系部品、自動車内装部品等が岡山県内で生産されている。

2対象エリア・支援する地域 :岡山県全域・核となる事業者

3雇用と経済を支える基幹産業の強化:(現状の整理)自動車産業は電動化やSDV化により、さらなる変革と成長が見込まれ、グローバルな市場競争が激しさを増す中で、従来の事業領域を越えた連携の強化や技術促進を図ることが必要である。(目指すべき目標KGI)①付加価値創出額1,451億円(2023年度)→2,041億円(2036年度)②官民設備等投資額2036年度までに総額255億円③産業人材育成数2036年度までに660人増加

4勝ち筋:(1)基本戦略次世代モビリティへの技術転換と高付加価値化、生産性向上による労働力不足への対応、新分野への展開と攻めの市場開拓により産業基盤を強化する。(2)投資の具体像→総額255億円(官:16億円、民:239億円)<この255億円の主な投資目的>・生産能力の増強、生産効率の向上・コスト削減、品質の向上・新技術・新製品の開発

5政策手段:(課題)大規模投資の資金確保や次世代技術への対応、新分野進出へのノウハウ不足、生産性向上、技術提案機会の創出、産学官連携の強化、DXや自動化を担う人材の不足が課題である。(政策パッケージ)・地域未来投資促進税制の活用による投資負担の軽減・次世代技術開発及び新分野進出による新たな付加価値の創出・伴走支援等による生産性向上支援・展示会共同出展等による市場開拓・産学官連携による開発環境の強化・自動車産業分野の人材育成支援雇用や経済を支える基幹産業の強化

 以上である。ここから私の意見を申し上げる。これまで岡山県はEVシフトを図って来た。そのEVシフトがどこまで進んでいるのか記載がない。また、自動車業界の潮流としてSDV化がある。言葉として挙がっているが、SDVはとても大きな領域である。これまでの自動車分野にITやAI等の分野が深く関わることになる。隣県には生成AIの開発拠点の構想もある。ITやAI等の分野との関連をどうするのか。SDV化の展開プロセスについては触れてほしかった。そして勝ち筋の言葉がでてくるものの、項目が示されているのみで、官の投資額は16億円となっている。2036年度までであろうから、この10年間で16億円の投資で十分なのだろうか。大きな分野を取り上げたけれども、これが本当に勝ち筋になっているのだろうか疑問が残った。この件いついては、議論を深めたいと考えています。

                               太田 正孝