



岡山県議会棟は耐震化工事を行い、延命化を図った。一方で県庁の新築に伴い、本会議場等を新しくしたところもある。その一つが長崎県議会である。この度その長崎県議会を訪ねた。ある理由で本会議場は改修中であったため、傍聴席までしか入場が認められなかった。それが逆に私にとっては良かった。傍聴者の観点から見ることが出来た。特長は幾つもあった。議長の背後の白いタイルは波佐見焼で、地域の焼き物を使っている。県産品はそれだけではない。議会棟の外壁ルーバーや天井ルーバーが県産スギを使用している。さらに議場机の表面は長崎県産スギを圧密し練り付けした合板となっている。こうしたことも大事なことであるが、私が驚いたのは傍聴席の様々な仕掛けである。
まずは本会議場の傍聴席数。その数は300席。これほどの席数のある本会議場は見たことがない。それだけに留まらない。車いす席及び親子傍聴席も設けられている。子どもを連れていっても大丈夫な様に専用室が設けられている。まだまだある。議場での発言を文字化する「字幕表示システム」を導入した43インチモニターを視聴できるコーナーを傍聴席に設けている。このシステムで耳が不自由な人が議論の内容を理解しやすくなっている。
こうした取組はとてもすばらしいと感じた。岡山県議会は新築されていないので、ハードで取り組むことは難しいが、長崎県議会と同じ気持ちを持って議会運営をしていきたいと考えている所です。
太田 正孝
選挙区:岡山市北区・加賀郡

