
前号で倉敷市の財政力指数を取り上げた。この財政力指数とは、標準的な行政サービスを行うのに必要な財源をどれだけ自力で調達できるかを現す数値である。1を超えるほど財源に余裕があることを示すものである。この財政力指数が高い市の一つが愛知県の豊田市である。言わずと知れたあのトヨタのある市である。令和5年度が1.34で、令和6年度は1.41に上昇している。この数値は3年平均で出したものである。どれだけ都市間で力の差が生まれ始めているのか分かる。どこもが豊田市のようになることは難しいが出来るだけ1に近づけるようにしていきたいものである。
その豊田市にあるトヨタが危機感を持っていると昨夜のNHKの特集番組が取り上げていた。番組を見て行くと、自動車業界の激しい競争を垣間見た。トヨタは予測困難な未来を見据え、あらゆる動力源に対応できるプラットホームを造ろうとしている。
本県は今後の産業振興戦略の中で自動車産業の振興を柱の一つにしている。この激しい競争の中で岡山県として何が出来るのかをもっと詰めた話をしていかなければならないと痛感した。
太田 正孝
選挙区:岡山市北区・加賀郡

