
ネクストハイスクール構想について。岡山県では二校が採択されている。類型Ⅰ(アドバンスト・エッセンシャルワーカーの育成)と類型Ⅱ(理数系人材の育成)である。どちらの学校も「サイバニックフィジカルAI」を教育プログラムに取り入れるとしていて、どちらもハード整備を予定している。前者がラボで後者がホールである。どちらも億単位の備品購入することも岡山県議会文教委員会で明らかにしている。
これらの施設や備品はどのように活用されるのだろうか。疑問が湧いてくるのだが、これまでの文教委員会の質疑のなかで明らかになったことは、
- 学校現場にはサイバニックフィジカルAI分野の専門家はいない。
- 整備予定のラボとホールの違いがよく分からない。再応募中の学校はディスカッションラウンジを整備する方針を持っている。この施設もどういうものか、分からない。
- 両校とも巨額の備品購入費を計上している。ロボットを購入するとしているが、どんなロボットを購入するのかは明らかにされていない。ロボット以外の備品名は明らかにされていない。
- ラボ、ホール、ディスカッションラウンや高額備品を購入して、どのように授業と結びつけるのか、まだ説明されていない。活用計画が不明確ならば、施設の稼働率も備品の使用頻度も上がらないこともあり得る。
- どのようにして、類型Ⅰや類型Ⅱの目的を達成させるのか、見えて来ない。
私は設備を整えるだけでは目的を達成できるとは思えません。現場に伴走できる人材と体制を作らなければならないと考える。文部科各省から与えられた時間は今年度を入れて三年間である。教材づくり、外部専門家によるチーム構築、授業づくり等はもちろんのこと、この新しい取り組みを担う人づくりは急務。次の文教委員会でをこれらの点を議論することになっています。この議論をしっかり行って成功させたいと考えています。
太田 正孝
☆写真は筆者です。
選挙区:岡山市北区・加賀郡

