岡山県議会議長就任挨拶 | ニコニコまさたかⅡ 活動ブログ(岡山県議会議員 太田正孝のブログ)
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活動報告 【ニコニコまさたかⅡ】
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岡山県議会議長就任挨拶

太田正孝県議会議長 活動報告 ニコニコまさたかⅡ
地元の犬養木堂先生の命日あたる5月15日に開かれた5月臨時議会に岡山県議会議長に就任しました。

 令和8年5月臨時議会にて岡山県議会議長に就任しました。その際、岡山県議会本会議場にて行った就任挨拶(議事録)を掲載します。

○副議長(小林義明君)  ただいま議長に当選されました太田正孝君が議場におられますので、本席から会議規則第34条第2項の規定による告知をいたします。太田正孝君。

   〔 35番 太田正孝君 登壇 〕

◆35番(太田正孝君)  ただいまの選挙によりまして、第77代岡山県議会議長選挙の当選の告知をいただきました太田正孝でございます。謹んでお受けさせていただきます。歴史と伝統ある岡山県議会の議長就任は身に余る光栄であり、皆様の御推挙に心から感謝を申し上げる次第でございます。

 このたびの議長就任に当たり、一言御挨拶申し上げます。

 まず、政治への思いを申し上げさせていただきます。

 F1エンジンの開発者を夢見て、静岡県磐田市にあるヤマハ発動機に入社した私は、なぜか、風力発電や農薬散布用ラジコンヘリ等の開発をしている事業開発部門に放り込まれました。ここで、エンジンパワーを追いかける時代ではなくなったことをさんざん聞かされました。

 それからしばらくして、雑用係から、未知の乗り物、電動パワーアシストサイクルの初期開発メンバーに入れられました。複雑な思いで仕事をする中、様々な技術課題を多くの人の協力で乗り越えていきました。これはとても面白い仕事でございました。

 しかし、どうにもなりそうになかったのが法規制です。この法規制クリアに、遠州地方のやらまいかの精神の下、会社を挙げての挑戦となったのであります。私は、夢中になって仕事をしました。ここから、行政、政治への関心をどんどん深めるとともに、ものづくり大国日本の中で、エンジニアの社会的地位を高めなければ国力は落ちていくとの思いが募り、今の政治への切替えとなったのでございます。

 今思うに、このとき、私の心に火をつけてもらったのであります。ありがたいことでありました。

 そして、これで自分がやるべきことを見つけられたのですが、この頃にバブルがはじけてしまったのでございます。そこから、日本の近代を照らしていた大きな明かりはあっという間に小さくなってしまったように感じているのは、私だけではないと思います。

 そもそも、この日本の近代を照らしていた大きな明かりのもとは何であったのでしょうか。地元足守出身の医師、緒方洪庵先生の足跡を勉強する会に参加して、近代文明が構築されていく上で、洪庵先生が大きな役割を果たされたことを知りました。洪庵先生は、恩師から受け取った学問というたいまつの火を、今度は弟子たち一人一人に手渡していき、後に、各分野に赤々と輝かせたのであります。そして、その火の群れが日本の近代を照らし出したのだと、司馬遼太郎さんは「洪庵のたいまつ」の文章に書かれています。

 日本の近代を照らしていた大きな明かりがともされる上で、洪庵先生の、人のために尽くすという生き方が、大きく影響を与えたと考えております。この小さくなってしまった近代日本を照らした光を、もう一度、日本の未来をさんさんと照らす明かりにしていくのは、次の世代にたいまつを送らなければならない私たちの役割ではないでしょうか。

 現在、中東情勢の緊迫が長期化したことにより、塗料に用いられるトルエンが不足し、あのおなじみのポテトチップスのパッケージは色をなくし、白黒となります。大変ショッキングなニュースであります。こうした状況に負けまいと、政府は様々な手を尽くしているところでございます。政府に期待をしております。

 そして、県執行部におかれても、国の政策を活用しながら、県民の暮らしを守る仕事や地域経済の活性化を大いにやっていただきたいと考えております。

 次に、これからのことについて申し上げます。

 今後の日程を見ると、節目となるようなことが幾つもあります。

 まず、先ほど知事から御報告がありましたが、ハワイ州との友好提携の締結が今月下旬に行われます。

 次に、岡山桃太郎空港についてであります。現在のスケジュール案では、本年度に基本設計を開始し、次年度以降に実施設計と工事を進めるとしています。

 次に、新サッカースタジアムについてです。3月16日に設置されたフットボールスタジアム検討協議会の座長は、1年をめどに提案をまとめると表明されています。

 そして、産業振興についてです。本県が1次審査を通過しているGX戦略地域制度コンビナート等再生型の最終結果が、この夏に出ることになっています。また、知事主導で策定される地域産業成長プランを7月までに策定すべく、鋭意取り組まれています。

 それから、県立高校再編についてであります。岡山県高等学校教育研究協議会は、来年11月頃に、2038年度をめどとした県立高校の教育体制の整備の在り方について提言にまとめるとしています。県教育委員会は、その提言を踏まえ、次期実施計画を策定していきます。また、文部科学省の、高校教育改革を誘導するパイロットケースを創出するための補助事業に、本県教育委員会も応募しています。

 こうした取組によって、各分野で赤々と輝き始めている火が、やがて火の群れになり、岡山の未来を照らし出す明かりになると信じております。その明かりの下、私たち県民の情熱と献身によって、不確かな未来が明るい未来となるように頑張ってまいりましょう。

 結び。山積する課題への執行部の取組に対して協力を惜しまない覚悟でございますが、県議会として、適度の緊張感を持ちまして、県民のために必要な議論はさせていただきたいと思っております。先輩、同僚の議員の皆様、知事をはじめとする執行部の皆様、そして報道の皆様、そして何よりも県民の皆様方、御指導と御叱責を賜りますようによろしくお願いを申し上げますとともに、これから1年間、何とぞ、何とぞよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。

○副議長(小林義明君)  太田議長、議長席にお着き願います。

   〔 副議長小林義明君退場、議長太田正孝君議長席に着く 〕

以上です。

 任期中、岡山県の発展と県民福祉の向上のために一生懸命働きます。

                                  太田 正孝